2022.3.28.です。
その白木蓮は2018年から知っていました。
この目で見れたのは、2020年から。
とてもうれしかった。
桜🌸がとりわけ好きなわたしですが、実は木蓮も大好きで。
それはきっと、子どもの頃に見慣れたものだったせい。
実家の庭に桜と並んで植えてあったから。
驚くほど大きな花びらを持った蕾が、気温が上がり春を感じだすと、天に向かって枝先から花開くその誇らしさ、美しさ。
あんなに大きく厚い花びらを持つ木は、そうないように思うのですが。
わたしはとくに、白木蓮が大好きで(ハイ、実家にあったのがソレだったから 笑)、
白木蓮の花びらは、白でありながら、根元はうっすらと薄く淡いピンクがさす。
その可憐さ、華やかさ。
ああ、本当に、愛おしい。
そして、この木蓮たちは、散り方も見事。
咲き誇る時間は本当にわずか数日で、
あっ、という前に、ハラハラ、ボロボロ、と
落ちて行く。
散って行くーーというより、
落ちて行く。
今年も会えた、あの白木蓮。
産毛の生えた蕾の殻から、
散り落ちた、花弁の1枚1枚までもが、
愛おしい。
来年も
あなたに会えますように。と。
桜が咲く前、ほんの一歩先に
美しく咲き誇る、白い大きな、あなたに。