(母、感涙)
2022.1.2.です。
いまカレンダーを見て知りました。
日曜日なんですね。
お正月は曜日がわからなくなりますね。
いや、年末から既にわかりませね。σ(^_^;)
昨日は父が不在ではありましたが、おそらく最後のお正月になる父の為に準備したおせち料理を弟妹達家族と共に囲みました。
またいつか書きたいと思いますが、3年前の1月に父が余命宣告を受けたことに心身を病んでしまったわたしの母は、その7月に急逝してしまいました。(わたしはその第一発見者となり、その姿を見たこと、その現実をぶつけられたことの、言葉に出来ない衝撃から今なお本当には回復出来ていません。)
母が居た時は、おせち料理を母子で作り続けて来ていました。
「黒豆だけは上手くできない」という母は黒豆だけは料理屋さんから買い求めていましたが、他はすべて手作りをしていました。料理屋の娘だった母は、家庭のコンロにレンガを積み、串を打った鯛まで焼いていました。大きくなってからわかりましたが、黒豆がうまく出来なかったのは、長時間コンロを占拠してしまう黒豆炊きにイライラしてしまうからだったようです。
ーーー話が脱線しました、たくさん。わたしの特性です💦ダメですね。
さて
母亡き今は、料理屋さんのおせち料理も足しながら、色んなものを準備しています。
またいつか、お料理のお話の時に書きたいとおもいます。
そんな元日、わたしは色んなのお誕生日プレゼントをいただきもしました。
朝に受け取った祝電から、弟妹たちからの様々な品々と、お誕生日のケーキ🎂もいただきました。
そんな中、
わたしにはとてもとても感慨深い大きな出来事も、思いがけず体験する事が出来ました。
年末に免許を取った娘の初運転に乗れたのです。
娘は先月22歳になりました。この春からは社会人です。そんな娘が先月、「今しかない💦」と合宿に行って来、帰宅後ちゃんと一発で免許取得を果たせたばかり。年末の慌ただしさもあり、初運転が出来ないまま新年を迎えました。
ウチの車では少し大きくて怖い、という事で、義弟が車を貸してくれ、実家の前から初ドライブ!!
同乗者は、助手席に車の持ち主の義弟、後部座席に妹と姪っ子。それはそれはドキドキで感無量のドライブでした。
わたしの実家はわたしの自宅から徒歩3分ほどの場所にあり、ここは市きっての大きな商店街もあり、かなりな交通量や人の行き交いのある場所です。
しかし時はお正月元日の夜。お店も閉まっており、線路沿いの道も車の通りも人の通りもなく、初ドライブにはこれ以上ないロケーション。
娘のドライブは、慎重ながらもなかなかの腕前で、時速15〜20キロの超がつく徐行運転でしたが、立派なものでした。(もっとドンくさいと思っていました)
義弟の言うとおりに車を進め、「そこ一時停止して」とか、「ここ曲がろうか」などの指示に従っていると、ふと、気がつけば、母の葬儀をした会館前に。「あ!!」そこでわたしは気付きました。あの日、自宅から会館に霊柩車で向かった時、同乗していたのはわたし、でした。母の棺を撫でながら、母と暮らし、歩き続けていた道を、ゆっくりと、ゆっくりと母に説明しながら通った【最後のドライブ】の道。義弟はそんな事は知りません。わたしだけが知ってる事です。
【母と最後のドライブをした道】を
【娘の運転で初めてドライブをした】
偶然でしょうか。
初孫の我が娘をとてもとても可愛がっていたお母さんがその道を通らせてくれたのだとしか思えませんでした。
忘れられないお誕生日になりました。
父も、あと何日のいのちでしょう。
耐えろわたし。
こころよ、どうか、耐え抜いて。